2014年3月23日日曜日

シャンゼリゼ劇場

シャンゼリゼ劇場内部
映画"Fauteuils d'orchestre"(モンテーニュ通りのカフェ)の舞台となったシャンゼリゼ劇場。
ずっと行きたくて機会がなかったのだけれど、ドイツの財務省出身の同級生Bがドレスデン国立歌劇場管弦楽団のコンサートに誘ってくれたので、この機会にデビュー。

シャンゼリゼ劇場は、オーギュスト・ペレの設計で1913年に完成したアール・ヌーヴォー様式建築の代表作ともいわれている劇場。
オペラ座のような伝統的な劇場に対抗して、新時代の劇場にふさわしい現代的な作品を上演することを目的に作られたということで、当時新しかった鉄筋コンクリートという技術を使い、装飾もなるべく排すなど、新建築として人々に驚きを与えたとか。
日本人からすれば、それでも十分素敵なのだけれど、確かに オペラ座に比べると比較的簡素でモダンなのかな、外観も、知らなければ通り過ぎてしまうくらい割と地味。

ちなみに2000席ほどある座席のうち、上方にある座席はとても窮屈。
一緒に行った大柄のドイツ人は足をどう置いていいか困っていたほど!あまりおすすめしません・・・

大きな劇場、上の方の席は少し窮屈
そしてこの劇場といえば、なんと言っても、ストラヴィンスキーの春の祭典の初演が行われた劇場だということでも有名。
伝統的な劇場で優美なバレエを見慣れていたパリの聴衆にしてみたら、野生的で不協和音に満ちている同作品はあまりに前衛的すぎて、野次や大ブーイングが飛び交い殴り合いの喧嘩も勃発、さらにはパリ警察まで出動という事態に発展、大スキャンダルになったのでした。
となるとやはり、いつかここで春の祭典聴いてみたいな。

ちなみに、当時パリにいた島崎藤村 もよくこの劇場に通っていたそう。
ミッドナイト・イン・パリではないけれど、当時のパリにタイムスリップできたらどれだけ素敵だろうか!

***
念願の舞台。プッチーニのラ・ボエム!
さて、シャンゼリゼ劇場デビューもずっと夢見ていたことの一つだったけれど、大好きなミュージカル映画RENTのもとになったプッチーニのラ・ボエムを鑑賞する、という念願も果たしてきました◎
お話をよく知っていたから歌や舞台装飾に集中することができたし、19世紀のパリ、カルチエ・ラタンを舞台にボヘミアンたちと結核による死を描いた作品を、1990年代のNYとエイズに置き換えたジョナサン・ラーソンの脚本の良さ、才能も改めて実感。
映画の各シーンを思い浮かべ、舞台の上のシーンと対応させながら見ることができたのが楽しかった。ミミの登場シーンとか、わくわくした!またRENTも見たくなりました。

この時代(1830年代)のパリにタイムスリップするのも、捨てがたいかも・・・

2 件のコメント:

  1. 素晴らしい体験をしたわね
    ペレはコンクリート建築の父
    数ある建築の中で シャンゼリゼ劇場は見学しやすいわね
    次回探訪リストに入ってます

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  2. ママ そのときにシャンゼリゼ劇場でも何かいいのがあるか、調べとくね!

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